桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿

それってもしかして私のこと?

読書

無印良品 カニミライブ図書館

読書子の 心を向くる 一葉かな 尾崎迷堂 木蓮や 読書の窓の 外側に 正岡子規 カフェ独り ニーチェの頁 めくる秋 プレバト 直しなし 増田恵子 パティオにて 読書にコーヒー ショッピング てれんぱれん 岐阜県最大の無印良品が可児市図書館とコラボして、無印…

うさぎとかめ②

冬の日が 兎となりて はね出すも 平井照敏 亀の子 われに問へ 春近きや 太宰治 君は君 我は我なり されど仲良き 武者小路実篤 仲良きや うさぎとかめの 〇〇くらべ てれんぱれん うさぎとかめ うさぎとかめはたいへん仲良しです。前にはかけくらべをしました…

浮浪雲 名言②

・勝とうと思うから負けがあるんです。 勝とうと思わなければ負けはありません。 ・富士山に登ろうと心に決めた人だけが富士山に登ったんです。 散歩のついでに登った人は一人もいませんよ・・・ 浮浪雲 憧れは 行雲流水 浮浪雲 てれんぱれん 社会全体が下向…

浮浪雲 名言①

・人生で一番大切なことは 機嫌がいいこと ・望むことと生きることは別々だから、望みが叶わなくても、意気消沈するなかれです。肝心なことは、望んだり生きたりすることに飽きないこと 浮浪雲 できるならキャンピングカーで日本中を旅したい (免許返納まで…

うさぎとかめ①

もしもしかめよかめさんよ せかいのうちでおまえほど あゆみののろいものはない どうしてそんなにのろいのか 童謡・唱歌 『うさぎとかめ』 作詞:石原和三郎 作曲:納所弁次郎 より 運動会 徒競走は 何のため? てれんぱれん うさぎとかめ 『うさぎとかめ』の…

アルバム

黴のアルバム 母の若さの 恐ろしや 中尾寿美子 アルバムの 吾子の姿の 癒やしかな てれんぱれん 山口百恵さんの『秋桜』は1986年リリースされました。歌詞の中に「縁側でアルバムを開いては私の幼い日の思い出を…」とあります。この「アルバム」という言葉を…

秋晴れの朝

天仰ぎ 深呼吸する 秋の朝 てれんぱれん 動けること、食べられること、その幸せを実感する秋です。秋の晴れた朝は、その日1日がとても長い1日に感じられてあれもこれも何でもできるような、やる気みなぎる朝なのです。 \⁠(⁠^⁠o⁠^⁠)⁠/ 2023.9.13 6:30頃 …

広島原爆の日

原爆の 世界の記憶 『はだしのゲン』 てれんぱれん 広島 原爆ドーム 「原爆ドーム(げんばくドーム、英: Atomic Bomb Dome)は、1945年(昭和20年)8月6日8時15分に広島市に投下された原子爆弾の悲惨さを今に伝える建造物(被爆建造物)である。広島平和記念…

『くじけないで』柴田トヨ

『くじけないで』 『くじけないで』 柴田トヨ 飛鳥新社(2010.3.25第1刷) 2010.6.28第8刷 から くじけないで ねぇ 不幸だなんて 溜息つかないで 陽射しやそよ風は えこひいきしない 夢は 平等に見られるのよ 私 辛いことが あったけれど 生きていてよかった …

『星とたんぽぽ』金子みすゞ

『星とたんぽぽ』 金子 みすゞ童謡集 『わたしと小鳥とすずと』 JULA出版局 (1984.7.21第1刷) 1998.7.21第49刷 から 夜空 星とたんぽぽ 青いお空のそこふかく、 海の小石のそのように、 夜がくるまでしずんでる、 昼のおほしはめにみえぬ。 見えぬけれども…

『あさがお』金子みすゞ

『あさがお』 金子 みすゞ童謡集 『わたしと小鳥とすずと』 JULA出版局 (1984.7.21第1刷) 1998.7.21第49刷 から あさがお 青いあさがおあっち向いてさいた、白いあさがおこっち向いてさいた。 ひとつの蜂が、 ふたつの花に。 ひとつのお日が、 ふたつの花に…

PETUNIA(ペチューニア)

Now I understand. It was not enough to carry wisdom under my wing. I must put it in my mind and in my heart. And to do that I must learn to read. やっとわかったわ。ほんは、つばさのしたにはさんでもちあるくだけじゃだめなのよ。なかみをあたま…

てれんぱれん

暑かろーが てれんぱれん しんしゃんな てれんぱれん 暑(苦し)いから、だらだらしなさんな。(てれんぱれんしていると、余計に暑苦しくなる。) 「てれんぱれん」という言葉を若いときには共通語だと思っていました。が、そうではなくて、北部九州の方言だ…

キッチングリーンの話

キッチンに 光射したり 野菜の芽 てれんぱれん 2023.7.6 サトイモの水栽培 芽が出てしまったサトイモを写真のように水栽培してみることにしました。ハイドロカルチャーといいますか、土を使わずに水で栽培してみようと考えています。サトイモの葉は、水をは…

七夕(織姫と彦星)

七夕の 逢わぬ心や 雨中天 松尾芭蕉 今日は七夕。天の川を渡って二人が会えれば有頂天だが、今夜はあいにくの雨で、天の川の水かさが増して会えないだろう。その気持ちはまるで雨中天だ。(俳句の教科書より) 今夜は雨かなぁ? 予報では夜は曇りだけど、雨や…

雲の下

Airport ノスタルジックな 響きあり てれんぱれん この光景を見るのは何度目だろう。はるか昔から何度も見ているはず。。スカイメイトも懐かしい。 関西国際空港や中部国際空港など、海の上にある空港はそうではないけれど、写真のように市街地の上を低空飛…

五月雨と川

五月雨を 集めて早し 最上川 松尾芭蕉 梅雨の雨が最上川に流れ込み、水かさが増し危険なくらいはやく流れている。 五月雨や 上野の山も 見飽きたり 正岡子規 何日も続く五月雨で、上野の山も見飽きてしまった。 五月雨の 屋根打つ音や 川濁る てれんぱれん …

紫陽花 ②

紫陽花の 藍をとばして 雨あがる 阿部みどり女 花の色の藍(濃い青)がとんで薄い色になった雨あがり 紫陽花の 白とは云えど 移る色 原石鼎 花の色は白だけど、その白色も変化する 紫陽花や はなだにかはる きのふけふ 正岡子規 花の色が縹色(濃い藍色)に変わ…

かたつむり

でんでん虫虫 かたつむり お前のあたまは どこにある 角出せ やり出せ あたま出せ 文部省唱歌『かたつむり』より 雨の中活動するかたつむり 殻を作るカルシウムを摂るために ブロックやコンクリートなどの壁で よく活動する ?!何があった? 天敵はマイマイ…

タチアオイ

うらかなし 葵が天へ 咲きのぼる 三橋鷹女 天にはいけないタチアオイが、天に行こうとして咲いているのはなんだか悲しいということでしょうか? のびきつて 夏至に逢ふたる 葵かな 正岡子規 タチアオイの花は、梅雨の間らしいので、夏至に逢ったという子規先…

紫陽花 ①

紫陽花や 昨日の誠 今日の嘘 正岡子規 散歩道のアジサイ 紫陽花を見ると、この子規先生の俳句を思い出します。花の色が変わる様子を詠んだ句ですが、紫陽花の花はそれほど、日々、色が変わるのか?という疑問が湧き、それが心に残っているからです。 紫陽花…

人の心

色見えで 移ろふものは 世の中の 人の心の 花にぞ有りける 小野小町 色としては見えないけれど変わってしまうものは、花は花でも人の心という花だったのですね、というふうに解釈されています。 紫陽花や 葉裏に遊ぶ かたつむり てれんぱれん 散歩道のアジサ…

線状降水帯

天災は 忘れた頃に やって来る 寺田寅彦 警報前の雨空 我が家のある市は、昨日、大雨警報、洪水警報が発令されて警戒レベル4の避難指示が出された地域もありましたが、被害は大きくはなかったようです。今朝は、もう晴れていて、警報・注意報はすべて解除さ…

花のいのち

花のいのちはみじかくて 苦しきことのみ多かりき 林 芙美子 女性を花にたとえて、楽しく若い時代は短く苦しい時ばかり多いものだと解釈されています。 見頃ピークを過ぎたサツキ(上)と 雨で花が落ち集められた花がら(下) この言葉は、『放浪記』の林芙美子さ…

俳句(&川柳&短歌&狂歌)手帳

俳句手帳 しまうと忘れ 出したまま 置き場所忘れ またまた探す てれんぱれん 左〙 夏井いつき『夏井いつき、俳句を旅する』悟空出版 2022.3.24 右〙 夏井いつき『瓢箪から人生』小学館 2022.8.8 昨年の12月に家の大掃除をしました。そのときに、それまで徒…

木曽川

木曽川の 名は木曽川で 木曽川と 呼んでほしいとの 願いはないか てれんぱれん 木曽川を「日本ライン」と呼ぶのは、観光に使用してきた呼び方なのだろうと推察しますが、自分の中に違和感がありました。今はもうありませんが木曽川下りを「日本ライン下り」…

絶対安全剃刀

高野文子作品集 『絶対安全剃刀』 白泉社1982.1.19 以前の記事で『高橋源一郎の飛ぶ教室 ーはじまりのことば』をご紹介しました。その本のp.160-162で高野文子さんの「田辺のつる」という短篇漫画が紹介されています。 高野文子?懐かしい響きがありました。…

サラダ記念日

「この味がいいね」と君が言ったから 七月六日はサラダ記念日 俵万智 (1987年俵万智歌集『サラダ記念日』収録) 7月7日は七夕で恋人達の記念日なのですが、俵万智さんはその日ではなく、なんでもない日が爽やかな記念日になることを口語体でうたっています。…

生きる

生きる 谷川俊太郎 詩 ↓は谷川俊太郎さんの1971年発表の『生きる』という詩についての記事です。もちろん、詩も掲載されています。 https://kokocara.pal-system.co.jp/2018/09/21/to-live-shuntaro-tanikawa/ 谷川俊太郎さんの『生きる』は、詩集になり…

高橋源一郎の飛ぶ教室  ーはじまりのことば

高橋源一郎『高橋源一郎の飛ぶ教室 ーはじまりのことば』岩波新書 2022.11.18 コロナ禍の2020年の、4月からNHKラジオ番組、“夜開く学校”「高橋源一郎の飛ぶ教室」が毎週、金曜の夜に始まりました。そのオープニングの3分間の源一郎先生のお話を2年分まとめた…