桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿

それってもしかして私のこと?

かたつむり①

でんでん虫虫 かたつむり

お前のあたまは どこにある

角出せ やり出せ あたま出せ

  文部省唱歌『かたつむり』より

   雨の中活動するかたつむり

 殻を作るカルシウムを摂るために

ブロックやコンクリートなどの壁で

     よく活動する

    ?!何があった?

   天敵はマイマイカブリの他、

   鳥類、雑食性の哺乳類など

かたつむりを見ると梅雨を実感しますね。雨が続いていることを感じます。

かたつむりの前進の仕方は独特です。不思議な体をしています。腹足で這うように前進します。前進するところしか見たことはないような気がしますが、後退することはないのでしょう。ヘビも前進のみで後退はしないのだと思います。かたつむりやヘビがUターンではなしに後退するのを見たことがある方は教えていただきたいですね。かたつむりやヘビを見る目が変わります。子供の頃、かたつむりは大事なお友だちでよく遊びましたが、かたつむりにとっては迷惑千万なことだったのでしょうね。私がかたつむりの立場ならいやだったでしょうね。

 

やさしさは 殻透くばかり 蝸牛

           山口誓子

うーむ。やさしさというものは、殻が透けるかたつむり(かたつむりの赤ちゃん?)のようなものだということでしょうか?難解です。

誓子先生の句は、小さな生物への愛情に満ちあふれているそうです。

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やさしさは 黙して語らぬ 蝸牛 

         てれんぱれん

かたつむりは、晴天の昼間はどこか日陰の場所で静かにしているそうです。活動するのは、夜か雨の日か曇りの日らしいです。私は、夜に活動することはありませんが、雨や曇りの日に活動的になるかたつむりに親近感を持ちます。