桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿

それってもしかして私のこと?

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

絶対安全剃刀

高野文子作品集 『絶対安全剃刀』 白泉社1982.1.19 以前の記事で『高橋源一郎の飛ぶ教室 ーはじまりのことば』をご紹介しました。その本のp.160-162で高野文子さんの「田辺のつる」という短篇漫画が紹介されています。 高野文子?懐かしい響きがありました。…

壁を撮る人

NHKドキュメンタリー20min. 壁を撮る人 初回放送日: 2023年1月16日 #壁を撮る人、として突如SNSに登場したアスパラさん。正体は明かさず、長崎の街で壁の写真を毎晩投稿。なぜ壁?どんな意味が?謎の人物を探しに行く。語り:前田公輝 たまたま、本当に…

サラダ記念日

「この味がいいね」と君が言ったから 七月六日はサラダ記念日 俵万智 (1987年俵万智歌集『サラダ記念日』収録) 7月7日は七夕で恋人達の記念日なのですが、俵万智さんはその日ではなく、なんでもない日が爽やかな記念日になることを口語体でうたっています。…

シラン

名は紫蘭 俯き加減の おしゃれな子 てれんぱれん シランは「紫蘭」と書きます。宿根草。シラン(紫蘭)の花言葉は「あなたを忘れない」「変らぬ愛」だそうです。だから、この花を見かけるときちんと挨拶しなければという気になります。花壇に直植えなら水や…

5・7・5(俳句と川柳)

大自然 17文字に 詠む世界 てれんぱれん 俳句や川柳は、しっかり勉強すると楽しく奥深いものでしょうね。一日中のできごとが全部、俳句や川柳などになりそうです。 俳句と川柳の違いは、日本俳句研究会によると、以下のようです。(以下引用) 〈季語の有無…

春一番①

春一番 水面ささくれ 山ざわめく てれんぱれん 春に調子を狂わせてしまうのは、季節的にあるあるですよね。花粉は飛びまくるし、寒暖差は激しく落ち着きません。何もなくても眠い。花粉症のくしゃみに加え、寒暖差によるくしゃみも起こり体力を消耗します。…

生き延びる力

春風や 飛行機雲の 雨予報 てれんぱれん 東洋経済ON LINEの2023.3.31の記事に、これからの社会を生き延びる力について、教育評論家の尾木直樹先生(尾木ママ)と脳医学者瀧靖之先生の対談記事がありました。 以下、引用です。 (尾木先生)2018年にOECD(経済協…

教育と栽培

水たまり 映す春雲 空の色 てれんぱれん 教育はよく栽培に例えられます。 教育を「盆栽型」教育と「栽培型」教育に分類したのは折原浩先生です。「盆栽型」とは、ある意図を持ち、外から圧力を加えて自然な枝の伸び方ではない形にしていく、いわば「鋳型」に…

チューリップ①

チューリップの博愛 一年生の眼差し てれんぱれん 春には欠かせないチューリップ、小学校の頃、自分で球根を植えたことがあるという方は多いのではないでしょうか? チューリップは、花の色ごとに花言葉があります。黄色いチューリップの花言葉は「正直」だ…

スミレ

道端の ど根性スミレ 強し てれんぱれん スミレ全体の花言葉は、「小さな幸せ」「誠実」「謙虚」だそうです。慎ましやかに咲くスミレの姿からつけられた、道端などに咲くスミレにはよく似合う花言葉だと言われています。スミレは花の色により花言葉がありま…

シロツメクサ

花冠 ずっとずっと 飾ってた てれんぱれん シロツメクサの花言葉は、「約束」「幸福」で、四つ葉のクローバーの花言葉は「幸運」だそうです。 子供の頃よく作ったシロツメクサの花冠とれんげ草の首飾り。れんげ草の首飾りは長くはもたないけれど、シロツメク…

躑躅①

雨に濡れ 風に吹かれて 躑躅咲く てれんぱれん この躑躅、歩道と車道の境に植えられていました。私も写真を撮りましたが、同じように写真を撮っていた方々がいらっしゃいました。 うふふ。 写真を撮りたくなる気持ち、わかります。わかります。健気な躑躅で…

ヒメオドリコソウ①

踊り子の 幸せ振る舞い 春爛漫 てれんぱれん ヒメオドリコソウとは「姫踊子草」と書きます。花言葉は「陽気」「愛嬌」「快活」「春の幸せ」だそうです。シソ科の植物で食べられる野草です。花の蜜も吸えますのでミツバチも好きな花だそうですよ。集団で並ん…

春の山

雨小止み 白衣纏いし 春の山 てれんぱれん こうしてみると、山にもいろいろな表情があるのですね。自然のものを見て自然に触れていくのは人間には大事なことだと今更ながらに感じます。 朝早くから夜遅くまで、休みの日も休みにならず仕事のことばかり考えて…

桜蘂

雨降りぬ 桜蘂踏む 明日かな てれんぱれん 写真の歩道が赤いのは、桜蘂(さくらしべ)が散ったからなのです。桜蘂とは、桜の花が散った後に残る桜の花の萼(がく)の中にある蕊(しべ)ことです。桜の花が散った後しばらくは木に残っていますが、それもやがて写真…

春の雨①

傘さすか 濡れて歩くか 春の雨 てれんぱれん 「春雨じゃ、濡れてまいろう」 「春の雨」ときくと、すぐに思い浮かぶのがこの台詞です。今日は雨です。 雛菊「月様、雨が…」 月形「春雨じゃ、濡れてまいろう」 これは、大正・昭和期の劇作家行友李風が書いた新…

水辺にて(古池)

古池や 春告鳥の 声一つ てれんぱれん 春告鳥と鶯が呼ばれるわけは、鶯がホーホケキョと鳴くのが春から初夏にかけてだけだからだそうです。秋から冬はチャッチャッと鳴くのだとか。春になり繁殖の準備でオスがホーホケキョと鳴いてメスを呼んだり縄張りを示…

黄砂 ①

黄砂飛び 日本晴れの 空覆う てれんぱれん オレンジに ぼやけて沈む 黄砂の日 てれんぱれん

ドライブ

行く先は 決めずに走る 春うらら てれんぱれん

生きる

生きる 谷川俊太郎 詩 ↓は谷川俊太郎さんの1971年発表の『生きる』という詩についての記事です。もちろん、詩も掲載されています。 https://kokocara.pal-system.co.jp/2018/09/21/to-live-shuntaro-tanikawa/ 谷川俊太郎さんの『生きる』は、詩集になり…

水辺の音

水辺の音はやさしいですよね。水の音、風の音、風に揺れる木の葉の音、もしかしたらいる虫たちの音(想像)。車の音や人の声などは遠く遠く。水辺の音はずーっと聴いていられます。水に映る景色も色が柔らかくてやさしくてきれいです。写真は、絵の具や色鉛筆…

雪柳

散り際に 何を思うや 雪柳 てれんぱれん

菜の花

夢のあと 菜の花畑に 日が沈む てれんぱれん

花粉症

2020年2月、頭痛、微熱、くしゃみ、鼻水、喉の痛み、倦怠感が続き、耳鼻咽喉科に行きました。当時、コロナ情報も正確ではなく(今が正確かというとそれも疑問ですが)、大きな病院に行ってもコロナ検査ができるかどうかもわからないようなときでした。 先生が…

マスクのこと

芝桜が美しい時期になりました。この鮮やかな色を自然が創るのだと考えると何だか圧倒されます。今日は、この芝桜を見ながら歩いていたときのお話です。 歩いているときに向かいからやってきた年配の女性に話しかけられました。初対面です。見知らぬ高齢女性…

水辺の生き物

もし、前世があるとしたら、私の前世は水辺の生き物だったのだろうと思うくらい水面を見ていると落ち着きます。わざわざ見に行きたくなるくらい。水たまり、沢、泉、噴水、用水路、堤、沼、湖、川、海。水って素敵です。自分の中の何かがリセットされます。…

カタクリ

2023.3.30 陽が射して 顔をあげれば あら素敵 てれんぱれん 以前、雨の日のカタクリの花がうなだれているような写真を掲載しました。晴れた日には↑↓のように花びらが反り返ります。顔を見せてくれたような気になります。地味?控えめ?消極的?内向的?なイ…

感性(センス)

この青い橋、太田橋を美しいと私は思い、この季節になると写真を撮りに行きます。桜はもう少し右に置いて写真を撮る方が構図的にはきれいなのだろうと私は考えますが、そうすると左の木が大きくはいるので、しかたなく妥協して写しました。桜も枝の伸び方な…

高橋源一郎の飛ぶ教室  ーはじまりのことば

高橋源一郎『高橋源一郎の飛ぶ教室 ーはじまりのことば』岩波新書 2022.11.18 コロナ禍の2020年の、4月からNHKラジオ番組、“夜開く学校”「高橋源一郎の飛ぶ教室」が毎週、金曜の夜に始まりました。そのオープニングの3分間の源一郎先生のお話を2年分まとめた…

たんぽぽ

ぽかぽかの 春をつくって 風に飛ぶ てれんぱれん