2020年2月、頭痛、微熱、くしゃみ、鼻水、喉の痛み、倦怠感が続き、耳鼻咽喉科に行きました。当時、コロナ情報も正確ではなく(今が正確かというとそれも疑問ですが)、大きな病院に行ってもコロナ検査ができるかどうかもわからないようなときでした。
先生が、「インフルは陰性だし、花粉症はあるはずだけど、コロナはどうだろう?大きな病院を紹介しても良いけれど、検査できるかどうかもわからないねぇ。どうする?」とおっしゃり、私は「しばらく家で大人しくしています。」と返事をしたときが、私の初めての花粉症の診断でした。
花粉症と風邪の症状は本当によく似ています。違いを調べてみて大雑把にいうと以下のようでした。(詳しいことは病院でたずねるかご自分で調べてくださいね。)
鼻水 花粉症の鼻水は透明で水のようだけれど、風邪の鼻水は粘り気がある。
発熱 花粉症の場合は発熱しても微熱程度、風邪は高熱になることもある。
目の症状、かゆみ・充血の有無 風邪には目の症状はない
くしゃみ 花粉症のくしゃみは連続していて時間帯では、朝・昼・夕が多い。家を出たときなどに多い。風邪のくしゃみは数回で終わり一日中時間帯や場所は関係ない。
症状の持続 花粉症は2週間以上、症状は続くが、風邪はおおよそ数日で症状は治まる。
私の花粉症は、目の症状があることから2020年よりずっと前から気づいてはいたのに、そのことで耳鼻科に行くことがなかったのです。花粉症で、頭痛や倦怠感や喉の痛みがあるとは知らず、ずっと花粉症+風邪の症状だと思い込んでいました。花粉症と風邪では治療もちがうのでしっかり見分けないとだめですよね。
花粉症:鼻と目の三大症状
・鼻 くしゃみ 鼻水 鼻づまり
・目 かゆみ 充血 涙
人により症状が異なるので、上の症状が全部あるわけではなく、全部の人も一部の人もいて、さらに、喉の痛みや頭痛や倦怠感など別の症状が加わる人もいるのです。上の症状の内、鼻づまりは私にはありません。
こう考えてみて、昨日の記事のマスクなしの高齢女性の言葉を振り返ると、彼女には「皮膚がかゆくなる症状だけがあり、それはひどい」ということでしょうか?
うーむ。謎に満ちています。