桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿

それってもしかして私のこと?

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

秋の暮れ

散る芒(すすき) 寒くなるのが 目に見ゆる きりきりしゃんとして咲く 桔梗かな 小林一茶 秋桜も 風にたよたう 秋の暮れ てれんぱれん 10月が終わります。すっかり涼しくなりました。風も冷たくなりました。突然夏日になることもあるそうですが、冬が近いと…

背高泡立草

泡立草 列車の席の 座高まで 山口誓子 むこう岸の 泡立草まで 待ってください 入江一月 登下校 泡立草の 見守り隊 てれんぱれん 2023.10.29 セイタカアワダチソウ 子供の頃、学校帰りに空き地や河原でセイタカアワダチソウをよく見かけました。近頃はあまり…

うさぎとかめ①

もしもしかめよかめさんよ せかいのうちでおまえほど あゆみののろいものはない どうしてそんなにのろいのか 童謡・唱歌 『うさぎとかめ』 作詞:石原和三郎 作曲:納所弁次郎 より 運動会 徒競走は 何のため? てれんぱれん うさぎとかめ 『うさぎとかめ』の…

光陰矢の如し

短日の 一人の時間 おほくなり 伊藤一不三 枇杷の花 人の時間の 外に咲く 山田弘子 一生の 脈打つ数は 同じらし ぞうとねずみの 命の長さ てれんぱれん 2023.10.21 花の命は… 2023.10.28 10月が終わろうとしています。今年もあと2か月あまり。時が行き過…

なでしこ咲いた!①

撫子に 遊び友達も なかりけり 尾崎放哉 なてし子の こけて其まゝ 咲にけり 正岡子規 なでしこの あるがままにて 咲きにけり てれんぱれん 子どもたちからの父の日のプレゼントにメッセージカードとともにこのなでしこの種がついていました。(6月) なでしこ…

秋深し

秋深き 隣は何を する人ぞ この道や 行くひとなしに 秋の暮れ 松尾芭蕉 秋深し 散り急ぐなかれ 紅葉 てれんぱれん うさぎたちとかめたち 今日は記事にする内容を思いつかない。いやいや昨夜、うさぎ型とかめ型人間について書こうとは考えていたのだけれど、…

天神と博多

どんたくの 雨くぐり来る 仁輪加面 片山白城 山笠立ちて 博多に宵の つゞきけり 江口竹亭 キャリー音 響く地下街 天神の 乗換駅は 博多となれり てれんぱれん 福岡県に(福岡市にも)福岡という駅はありません。JRは博多駅ですし西鉄は福岡天神駅で、市営地下…

百貨店(デパート)

デパートの 産地訛の 粽売り 炭谷種子 デパートの 片隅で待つ 日永かな 今井 恭 吾子遊ぶ 売り場迷路の 百貨店 てれんぱれん 岐阜県にただ1つあった百貨店高島屋が閉店するのだとか。山口、徳島、島根県についで4番目の百貨店が無い県となるのだそうです。…

ホームにて

ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく 石川啄木 秋雨や 線路の多き 駅につく 中村草田男 振り向けば 故郷離れし あのホーム てれんぱれん 啄木先生の歌の停車場は、啄木先生が岩手県のご出身であることから東北線の列車が発着する上…

天神〜ふりむかないで〜

秋風に 母が髪梳く 鏡の傷 寺山修司 朝な梳く 母の切髪 花芙蓉 杉田久女 振り向かぬ 後ろ姿に 惹かれけり てれんぱれん 2023.10.21 西鉄福岡天神駅改札 2023.10.21 福岡三越と西鉄福岡天神駅 天神の街にくると、山笠とどんたくと昔あったピッツァのお店の次…

エイジング(老化)

枝々を 透きて日の照る 紅葉かな 久保田万太郎 ひとつ色で 似ぬものばかり 紅葉哉 加賀千代女 紅葉や 人惹きつける エイジング てれんぱれん 近藤サトさんは自然のままが良いとのことで髪を染めずに生きることにして『グレイヘアと生きる』という本を書かれ…

夕暮れ

けふの日も 早や夕暮や 破芭蕉 高浜虚子 夕暮の 物音親し 秋刀魚焼く 西村和子 夕暮れや 明日の風に 吹かれつつ てれんぱれん 2023.10.19 17時頃 何があったというわけではないけれどそんな気分なのさ 夕暮れだから 「・・・なのさ」と言いたい気分なのさ 20…

紫陽花 その後①

枯菊が 見てゐる村の 冬仕度 有働亨 譲らんと 思ふ帯あり 冬仕度 星野立子 紫陽花も 冬支度かな 庭の隅 てれんぱれん 2023.10.18 紫陽花に新芽が出て新しい葉が開いています 203.6.1 2023.6.19 2023.7.8 2023.8.5 2023.9.22 2023.10.6 昨年咲かなかった紫陽…

寄せ植え⑤

何事も なき世なりけり 菊の花 正岡子規 菊の香や 流れて草の 上までも 加賀千代女 キッチンで パチンパチンと 菊を挿す てれんぱれん 2023.10.16 ガーデンシクラメン・アリッサム・シロタエギク 2023.10.16 ガーベラ・パンジー・ビデンスジュジュ・モクビャ…

帰らざる日々

何か話さなきゃいけないわ わかっているけれど 目の前を楽しい日々が ぐるぐる回るだけ アリス『帰らざる日々』 作詞・作曲:谷村新司 より アリスがいた 帰らざる日々 忘れない てれんぱれん 谷村新司さんと言えばアリスです。ソロ活動をされるようになって…

カーネーションとなでしこ②

酔うて寝ん 撫子咲ける 石の上 松尾芭蕉 撫子に 蝶々白し 誰の魂 正岡子規 撫子の 蕾に子らの 願いかな てれんぱれん 2023.10.14 蕾がついたカーネーション 2023.10.14 蕾がついたなでしこ 7月の終わり、カーネーションにもなでしこにも蕾が付きその後順調に…

お疲れさま!

花園の マリーゴールドも 残る花 空梅雨の ベゴニヤの鉢 窓におき 山口青邨 今日まで よく生きていたね 夏の花 こぼれ種 マリーゴールドの 冬支度 てれんぱれん 5月の末から今日まで花を咲かせてくれている花たちです。花期が長い花たちでも、夏の暑さに強…

秋の植え替え

うつむきて、ふくらむ一重 桔梗哉 尾崎放哉 桔梗の花 咲時ポンと 言そうな 加賀千代女 三色菫 勤勉を ただ誇りとし 藤田湘子 むつまじき 吾が老父母に パンジーなど 赤城さかえ 桔梗は秋の季語でパンジー(三色菫)は春の季語だとか。清楚な青紫の桔梗は日本の…

秋の川

秋の川 真白な石を 拾ひけり 夏目漱石 荒れし跡 名残ともなく 秋の川 稲畑汀子 ゆらゆらと 空雲映し 秋の川 てれんぱれん 2023.10.11 木曽川 秋の川は穏やかで水面を眺めているだけで心が澄んでいくような気になります。 暖かな風の穏やかな日、水辺で過ごす…

柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺 正岡子規 君が食ひ わが食ひ柿の 音つゞく 山口誓子 柿頬張る子ら 水面揺れる河川敷 てれんぱれん 2023.10.11 太田宿中山道会館 美味しそうな柿がなっていました。暖かな日に河川敷で日向ぼっこ?チェアリング?しながら柿を食…

阿川佐和子さんと吉田羊さん

そもそもの はじめは紺の 絣かな 安東次男 畳紙の あちらこちらに 母のメモ てれんぱれん グーグルニュースで阿川佐和子さんの着物についての記事を読みました。もっと知りたくなり検索すると↓の記事がありました。 家庭画報 阿川佐和子の着物チンプンカンプ…

寒暖差疲れ?

雨音の 庭木に澄みて 夜の長き 内田百間 庭仕事 終えて聞こえる 雨の音 てれんぱれん 三連休の最終日の昨日は、私はほとんど寝て過ごしました。朝食後に2時間、昼食後に3時間と見事に寝入っていました。そんなことがあるのですね。食事の後、眠くなったの…

剪定

いろいろの 雲流れくる 松手入 山口青邨 庭木刈る 音のやさしき 日和かな 住田千代子 秋手入れ 庭師に見惚れる 子供かな てれんぱれん 剪定も段取りは大事なのですよ。子供の頃、庭師のおじさんの剪定の様子に見惚れてずっと仕上がりまで眺めていました。職…

本格的に秋

種袋 一つ一つに 母の文字 大政光子 母植えし 彼岸花の葉 庭の隅 てれんばれん 本格的な秋になりましたね。空は高く風は冷たく朝晩は冷えますね。しっかり衣替えしても良さそうですね。ついこの間までの暑さはなんだったのでしょう。 2023.10.8 彼岸花の葉 …

筋力をつける

夜なべしに とんとんあがる 二階かな 袷着て てんてんうごく 女房かな 森川暁水 着物着て ロコモ対策 背筋伸び てれんぱれん 和装は着物と帯や小物との組み合わせを考えたり手先を使い紐や帯を結ぶので脳トレにもなり、動きにくいようでいろいろな筋肉を使っ…

ダイエット②

ジョギングで 食欲体重 増加する ダイエット川柳 カナコ 秋なれど 胃は小さく なりにけり てれんぱれん 以前にダイエットについて、1か月に1kg減を3か月続けていますという記事を書きました。9月も1kg減となり、順調に減量は進んでいます。体調も悪くは…

松たか子さんと着物

花衣 ぬぐやまつはる 紐いろいろ 杉田久女 秋風に 和服なびかぬ ところなし 島津 亮 帯替えて これで行こうと 鏡前 てれんぱれん 画像AC 松たか子さんとは無関係 2020年、アカデミー賞の授賞式での着物姿の松たか子さんには世界からたくさんの称賛の声が寄せ…

コロナワクチン副反応

細胞に 染み入るごとく ワクチンの 我が意に沿わず 体温高し 祖谷馬関 発熱と 筋肉痛と どんより感 この一日は 総力戦 てれんぱれん 一昨日の午後、コロナワクチンを接種しました。一昨夜は大したことはなかったのですが、昨日は朝から熱があり筋肉痛で立ち…

アルバム

黴のアルバム 母の若さの 恐ろしや 中尾寿美子 アルバムの 吾子の姿の 癒やしかな てれんぱれん 山口百恵さんの『秋桜』は1986年リリースされました。歌詞の中に「縁側でアルバムを開いては私の幼い日の思い出を…」とあります。この「アルバム」という言葉を…

コロナ&インフルエンザ

オンライン 不利になるたび オフライン サラリーマン川柳 いくじなし ウイルスも 上司の指示も 変異する サラリーマン川柳 K・U インフルも コロナも流行る 怖い秋 てれんぱれん インフルエンザとコロナのワクチンを接種しましょう。ワクチンにアレルギーの…