桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿

それってもしかして私のこと?

光陰矢の如し

短日の 一人の時間 おほくなり

           伊藤一不三

枇杷の花 人の時間の 外に咲く

            山田弘子

一生の 脈打つ数は 同じらし

    ぞうとねずみの 命の長さ

          てれんぱれん

   2023.10.21 花の命は…

     2023.10.28

10月が終わろうとしています。今年もあと2か月あまり。時が行き過ぎるのが速すぎませんか?

自分が子供の頃は、1年間はかなり長く感じていました。小学生の6年間は永遠に続く時間のように感じていました。それなのに、今、1年なんて「あっ」と言う間のように感じています。この感覚の違いはなんだろう?と思っていましたが。

ある本に書いてありました。

例えば、小学1年生(7歳)と還暦の人(60歳)を比べると、7歳の人の1年はその人の人生の7分の1で60歳の人の1年はその人の人生の60分の1だから同じ1年でもその人が感じる1年の長さは異なり年齢を重ねる程に時が行き過ぎるのを速く感じるものなのだ、ということのようです。

そうなのかぁ。これからますます1年が速く過ぎていくように感じていくのかぁ。。

100歳以上生きていらした柴田トヨさんの1年は、今の私よりももっともっと短い1年だったのですね。長く生きるということはそういうことでもあるのですね、とぼんやり考えた昨日の私でした。

    2023.10.28 7時頃