桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿

それってもしかして私のこと?

水辺の生き物

もし、前世があるとしたら、私の前世は水辺の生き物だったのだろうと思うくらい水面を見ていると落ち着きます。わざわざ見に行きたくなるくらい。水たまり、沢、泉、噴水、用水路、堤、沼、湖、川、海。水って素敵です。自分の中の何かがリセットされます。前世、私は、藻とかあめんぼとかかえるとかさわがにとかヒトデとかイソギンチャクとかだったのかもしれませんね。*⁠⁠0⁠/⁠*

↑の写真は、かに木曽川左岸公園(日特スパークテックWKSパーク)↓という公園から降りた木曽川の岸辺です。

その岸辺から見た太田橋が↓です。

たくさんの親子連れが楽しそうに遊んでいました。聞こえてくる子どもの声には外国の言葉もありました。子どもが喜びや驚きで大声を出しても気にならない場所が少なくなっているので、この公園のように広々とした空間で遊べるのはよいですよね。

川岸に変わった枝葉のつき方の木がありました。↓です。不思議な木ですね。このボンボンのようなもじゃもじゃはなにかの巣なのかしら?そこに棲むとどんな感じかしら?などとしばらく見とれていた私でした。

で、家に帰り植物アプリ(有料アプリお試し)を使って調べました。ボンボンのようなもじゃもじゃは、ヤドリギ(セイヨウヤドリギ)でした。河川敷の高木に寄生して生きている植物でした。太陽の光をたくさん浴びるため、地上の動物に食べられないために、このように邪魔するもののいない河川敷などの高木の力を借りて生きているのでした。すごい!可愛らしい外観とは大きなギャップがありますね!

寄らば大樹の陰ならぬ大樹の上、ということらしい。

 

と、私の驚きとは別に、ネット記事によるとヤドリギにはたくさんの言い伝えや習慣があるのだそう。古代の人々は、ヤドリギに不思議な霊力とパワーを感じていたようです。たしかに、不思議な存在の仕方をしていますよね。それにマリモみたいでかわいいです。↓はその一部です。

・枝は不老長寿の薬、魔除け、幸福をもたらすものとして、特別の日に人々に配られた。

ヤドリギの下に立っている女の子はキスを拒めない、二人のキスは結婚を確実にするという言い伝え。

・平和の象徴としてドアに飾られ、家の人たちは安全を保証された。

そんなふうに、ヨーロッパでも日本でも、ヤドリギは生命力の象徴として、人々を守り幸運を授けるものと信じられてきたのだとか。

ヤドリギを見つけることは、大変ラッキーなことらしい。なぜならば、人工的に育てることは大変難しくて、ヤドリギに出会えるのはめったにないことだから。

あーっ!そうだったんだ!!

もしかして、今日の私は大変ラッキー?

この公園によく行ける人たちはさらにラッキー?そういうこと?

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※植物アプリの精度を確かめてみようとしだれ桜の花が散ったあとの写真で「しだれ桜」と判定されるのかを試してみました。結果、「シダレヤナギ」と判定されました。うーむ。木曽川河川敷のもじゃもじゃは、ヤドリギで検索しても同じ画像が出るので間違いはないようですが、植物アプリの精度はイマイチのようです。したがって有料アプリの継続は少し考えます。ポケット図鑑の方がよいのかも、ですね。⊙⁠.⁠☉