桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿

それってもしかして私のこと?

桜蘂

雨降りぬ 桜蘂踏む 明日かな

          てれんぱれん

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写真の歩道が赤いのは、桜蘂(さくらしべ)が散ったからなのです。桜蘂とは、桜の花が散った後に残る桜の花の萼(がく)の中にある蕊(しべ)ことです。桜の花が散った後しばらくは木に残っていますが、それもやがて写真のように散ります。(桜蘂の説明は、プレバト夏井いつき先生)

春の雨が続く今日のような日に、何だか皆様に元気づけられて地面を踏みしめて行くぞ!!というような気になりました。ありがとうございます。

 

「桜蘂降る」という季語は、プレバトでの梅沢富美男さんの俳句で一気に有名になりました。(たぶん)

 

桜蕊降る  ハシビロコウ  瞬く

           梅沢富美男

 

この句は、夏井先生から梅沢さんの句集に掲載決定の評価を得ています。梅沢富美男さんはプレバトの永世名人です。句集掲載ボツになることもままある梅沢永世名人ですが、この句はたくさんの視聴者の心をとらえたようですね。「桜蘂」と「ハシビロコウ」が大変印象深い句でした。先日、句集に掲載の句数に到達されたようで、晴れて句集ができあがるそうです。おめでとうございます。

ハシビロコウとは、ペリカンの仲間の、動かないことで知られている、夜行性の、キュートな外見の鳥の名前です。