人知れず 人命守る 仏様
てれんぱれん
踏切で遮断機が降りて、ぼんやり草むらを見ていたとき、
えーっ!
こんなところに?
仏像?
と驚きました。
草に埋もれた仏像が踏切を見ていました。
何十年もこの踏切を行ったり来たりしてきたはずなのに!
知らずにずっと守られていた?
この仏様に?
初めて気づいたのです。
踏切を見ながら、
ここで昔、事故があったのかな?
だから仏様に見守っていただこうと考えたのかな?
と想像が膨らんでいきました。
車中から遠くに見えただけなので、そのお顔をよく拝見することはできなかったのですが、笑っていらっしゃるような。
いつか、もっと近くでしっかり拝顔させていただきたいと思いました。
皆様もご自分で気づいていらっしゃらないだけで、誰かにずっと見守られているのかもしれませんね。
それにしても草がボーボーで、仏様が半分埋もれてしまっていることをとても残念に思いました。
仏様に見られていると思うと、踏切ではより注意深く運転しませんか?
今後、この踏切を渡る時、この仏様の眼差しを私はきっと思い出します。