桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿

それってもしかして私のこと?

ツマグロヒョウモン幼虫

幼虫は 蝶になれるか なれないか

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写真は、ツマグロヒョウモンという蝶の幼虫です。我が家にある最後のパンジーを食べていますね。

秋から春にかけて我が家ではパンジーを植えるのですが、そのパンジーを写真のように食べ尽くすのが、このツマグロヒョウモンの幼虫です。黒い体にオレンジ色の線があり、さらに点々も。棘もありますが毒はないそうです。この幼虫を、私はなかなか退治できず、パンジービオラなど我が家のスミレ科の花たちが食べられてしまいます。幼虫も生存をかけて必死にパンジーを食べているのだと思うことと、実害がパンジービオラを食べられることで毒などで人を攻撃するわけではないということで殺虫剤などを使うことが私にはできません。見つけると花から遠い場所に移動させるようにするのですが、この幼虫は食欲旺盛で、いつの間にか戻ってきてスミレ科のパンジービオラを食べ尽くします。(同じ個体かどうかはわからないけれど、幼虫を別の場所に移したはずが翌日にもまた、同じ鉢に幼虫がいます。)ベゴニア、ペチュニアマリーゴールドガザニアには見向きもしません。(スミレ科の植物を食べ尽くすと別の花も食べるらしい。)パンジーはだいぶ前にベゴニアに植え替えましたが、この鉢は花を咲かせ続けていたので一鉢だけ残したパンジーの鉢でした。

この幼虫を見ただけで私の血圧はかなりあがるような気がします。まあ、この幼虫に限らず、イモムシ類、ゲジゲジ類は、私の天敵だと思っています。見つけるとその場で自分の中のいろいろがフリーズしてしまいます。

我が家には数種類の殺虫剤があります。ムカデやチャドクガの幼虫などであれば、迷いなく殺虫剤を使うのですが、私にはこのような幼虫に殺虫剤を使うことにためらいがあります。

今年は例年よりも、パンジーの被害は多かったように思います。来年はしっかり対策しなければ、と思いますが、そのことが悩みの種になります。悩みがツマグロヒョウモンのときとナメクジのときがあります。

パンジーツマグロヒョウモン(ナメクジ)のどちらを生かすのかについての答えがでないからです。どっちつかずの私です。(どちらかにつかなければならないということでもないけれど、人間界ルールでは幼虫(ナメクジ)が無法者に映り、自然界のルールでは幼虫(ナメクジ)はあるべき姿に映るから)