桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿

それってもしかして私のこと?

自己肯定感

今まで、「自己肯定感が強い・弱い」と書いてきたのですが、今日、自己肯定感についてネットで調べていて新発見をしました。どの記事も「自己肯定感が高い・低い」と表現されていました。驚きです。〜感なので、強弱で表現するものかと思っていたのですね、私は。失礼しました。高い・低いと表すようです。

 

さて、自己肯定感です。どうすれば、高くなるのでしょうか?

 

自己肯定感が低い人はそもそも自己評価が低いのでしょう。自分について考えるときに長所短所を両面から見ずに短所ばかりに目が行くのではないでしょうか?自分ができることにではなくできないことの方に注目してしまうのではないでしょうか?得意なことにではなく苦手なことばかりが気になってしまうのではないでしょうか?そんな風に自分のマイナス面にばかり気を取られていくことが自分でも気づかずに習慣化しているとなかなか抜け出せませんね。長い年月の間には、随分損をするように感じます。

 

自己肯定感が高い人は、きっとこの逆で自己評価は高いのでしょう。長所に目が行き、できること・できたことに注目し、得意なことを伸ばす努力をして結果に繋げていくのでしょう。

誰にも、絶好調の時期と絶不調の時期がありどちらもそんなに長くは続かないと思うのです。良い時と良くない時が交互に人には訪れるのでしょうが、そのときに自分の良さや自分ができたことを高く評価し前に進める人と自分の力不足や失敗にばかり気を取られてそこで立ち止まってしまう人とでは、違った未来になるのでしょう。(そもそも短所は見方を変えると長所にもなるものですよね。仕事が遅い→丁寧な仕事をするなど。だから短所と考えるよりその特徴を生かすように考えればよいのではないか?)

 

 

自己肯定感を高めるには、この思考の癖を変えることが大事なのだと考えます。自分の良さをたくさん見つけて、できなかったことではなくてできたことを高く評価する習慣をつけることで、自己肯定感は高まるように思います。

 

毎日、夜、やすむ前に、その日の出来事で自分を褒めることを3つ、人やものや事柄に感謝することを3つ書き出してみるというのもよいかもしれませんね。自己肯定感が高まりポジティブな見方ができるようになることに効果があるかもしれません。

 

WBCで世界中に野球の楽しさを見せてくださった栗山監督は、プロ野球選手になったけれど結果を出せずに二軍落ちしたことがあったそうです。その時のコーチが「人と比べるな。自分が少しでも野球がうまくなることだけを考えろ」(たぶんこんな内容)と言ってくださり気持ちの持ち方を変えることができたのだそうです。人と比べず今現在の自分を受け入れて少しでもよくなることをめざすことが大事なことのようです。