桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿

それってもしかして私のこと?

ホトケノザ

↑は春の野の花「ホトケノザ」です。

道端、畦道、アスファルトの隙間、コンクリートのつなぎ目などにも赤紫色のかわいい花を咲かせ、こんなところにも咲くの?と驚かされる強い花です。

春の七草に名前がある「仏の座」と混同されがちですが、春の七草の「仏の座」の方はたんぽぽのような黄色の花を咲かせるキク科の「コオニタビラコ」という正式名の花で湿地で見かける花です。

どちらも名前の由来は、葉の形(ホトケノザ)や葉の開き方(コオニタビラコ)が仏様の台座(蓮座)に似ていることから「仏の座」と名付けられたのだそうです。

 

「仏の座」という呼び名で、赤紫色のかわいいこの花に仏様が宿っているような気にもなり、春の庭、春の地面のいたるところで見かけるこのホトケノザに人が見守られているようにも感じるこの頃です。

 

そういえば、もう、お彼岸でしたね。