桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿

それってもしかして私のこと?

オオキンケイギク

きれいでも 

   育てられない ごめんなさい

          てれんぱれん

河原、土手、道端などに群生しているオオキンケイギク。一面を黄色く彩りとても美しい景色を作ります。私は、車から見ていて「黄色いコスモスが春にも咲くようになったのかしら?」と不思議に思っていました。とても良く似ていますが、キバナコスモスとは葉の形が違い、キバナコスモスが夏から秋にかけて花を咲かせるのに対し、オオキンケイギクは5月から7月に花を咲かせます。(あとで思い出したのですが、子供の頃、よく見かけた花でした。葉の形でこの花だとわかります。)

オオキンケイギクは、環境省の生態系被害防止外来種リストに総合対策外来種の内、緊急対策外来種として掲載されています。外来生物法に基づき特定外来生物として栽培・譲渡・販売・輸出入などが原則禁止されています。(ಥ⁠_⁠ಥ そうなんだ!違っていたら教えてください。)もし、うっかり持ち帰ったりすると罪に問われるということですよね。

きれいだけれど他の植物を駆逐するくらいの繁殖力があるため特定外来生物に指定されているのですね。一面に咲きそろう黄色い花と花が枯れても緑が美しくて緑化に多用されてきたオオキンケイギクですが、強すぎて規制されるなんて。なんだか、気の毒な気もしますね。

※「過ぎたるは及ばざるが如し」といいますが、どちらがマシかと考えると「過ぎたる≦及ばざる」ではないでしょうか?言い過ぎよりも言い足りない方がマシ。外来生物のことを考えていてもそのように思えます。