神は細部に宿る
(英: God is in the details)
これは美術や建築に関わる人達の中では有名な言葉だそうです。ドイツ出身の建築家ミース・ファン・デル・ローエの言葉としても知られていますが、それより前にもいろいろな分野でこの言葉が使用されていることから、西洋の諺として紹介されることもある言葉です。
意味は、「細部(ディテール)へのこだわりが作品の本質を決める」というような意味だそうです。 細かなところをおろそかにせずに作られたものこそ人を感動させる作品となるということで、神に守られているような不朽の名作とは、そのようにして生まれるものだということだと思います。
侍ジャパンの大谷翔平選手たちのWBCでの活躍を観ていて、また、ダルビッシュ有選手の「大谷はすごい、見習うところは多い」という言葉を知って、さらに栗山監督が、昨日のメキシコ戦9回裏の逆転のチャンスに村上選手へと城石コーチに伝えた「もう、宗に任せた。思い切って行ってこい」の声掛けを知り、この「神は細部に宿る」という言葉を思い出しました。
おそらく、日本選手たちの生活のいたる所に神は宿っているのでしょう。そして、選手たちの子供時代から今に至るまで、生育や育成に関わった周りの人達も細部にこだわり続けて選手たちを育ててきた結果、侍ジャパンのような神がかった選手、チームの出現となっているのでしょう。
侍ジャパン、さあ、決勝です!