養老先生&バカ繋がりで読んだ本です。検索すると、wikiでは、「新潮新書編集部の口述筆記による著作。2003年(平成15年)4月10日、新潮新書(新潮社)より刊行された。400万部を超えるベストセラーとなり、同年の新語・流行語大賞、毎日出版文化賞特別賞を受賞。同年4月に創刊されたばかりの新潮新書は、同書のヒットによりブランドイメージを定着させた。」とあり、Amazon(というか帯?)では、「平成で一番売れた新書」「450万部突破!」「驚異のロングセラー」の文字が。
※新語・流行語大賞トップテン入り?
知ることは生まれ変わること
ガンの告知の前後で同じ桜が違って見えるということは、自分が違う人になってしまった、ということ。つまり、死んで生まれ変わっているということ。知ることは生まれ変わるということ。(p.60-61 文章はそのままではありません)
ChatGPTの出現で調べたり考えたりしなくなる人間が増産されるのはそれでよいのかしら?これから人間とAIはうまく付き合っていけるのかしら?ともやもやしつつこの本を読み返してみました。
地方分権一括法の施行が2000年4月の施行なので、20年前である2003年は今の世情とは随分違っています。当時の日本はもっと豊かでした。懐かしさと同時にこの20年で日本が失ったものを考えました。