桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿

それってもしかして私のこと?

自分流

今日は、朝から家族でTVにかじりついているお宅は多いのでしょうね。WBC  準決勝 日本VSメキシコ戦ですから。野球にあまり詳しくない私ですら今日の試合は見逃せません。

 

侍ジャパンの選手の皆さんの日本での毎試合のご活躍も目に焼き付いていて、準決勝、決勝とよりハイレベルのパフォーマンスを見せていただけると大変期待しています。

 

選手の皆さんは、それぞれに幼い頃からの夢(なりたい自分)がありそこに向けて努力を続けてこられたのだということを、毎試合の選手紹介などで知りました。ヌートバー選手の「野球で日本代表選手になりたい」も大谷選手がダルビッシュ有選手に憧れていたことも。ヌートバー選手はその夢を実現し日本の代表選手として大活躍していますし、大谷選手はダルビッシュ有選手と同じチームでプレイしているだけでなく、ダルビッシュ有選手から「プレイだけでなく生活全てで学ぶべきところが多い」と言われるまでになっています。選手たち一人ひとりをよく観察すると、きっと一人ひとりに独特の習慣や共通するものがあるのだろうと思います。プロ野球選手に憧れた少年野球の選手が10年後、15年後にその憧れの選手と同じチームでプレイする姿を目にし、今、日本チームの選手に憧れる、未来のヌートバー選手や大谷選手の姿を想像するのは楽しいものですね。

 

〈いくつかのパターンの中で、これがいいのか、あれがいいのかを一日に一つだけ、試していく。一気に二つはやりません。で、これで良かった、こっちはどうだった、と毎回試していく感じです〉

 

〈僕の才能が何かと考えたとき、それは伸び幅なのかと思いました〉

 

〈そのとき、上手いかはそれほど大事なことではない。この先、どれだけ上手くなるか。いまだに僕はピークではない〉

 

ネットニュースによると、大谷選手はこのようなことを仰っていたそうです。そのシンプルで素朴な考え方や迷いのなさに驚かされます。大谷選手のこの「自分流」は、常人離れした自己肯定感の強さに支えられているのだと思います。

 

程度の差はあれ、どんなジャンルであってもハイレベルの方々は「自分流(自分のスタイル)」を持っているものだと思います。

侍ジャパンの皆さんの「自分流」が、どこまで野球というスポーツのレベルをあげて、選手のみなさんが試合を楽しみ、観客を楽しませてくれるのか、とても楽しみにしている私です。