春の宵 家に帰ろか まだいよか
てれんぱれん
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春宵一刻値千金とは、原典は中国北宋代の詩人・蘇軾の漢詩(2018/04/06 12:36 ウェザーニュースより)
「春宵一刻値千金」は中国北宋代の詩人で政治家だった蘇軾(そしょく、1037〜1101年)の「春夜」という漢詩の一節です。七言絶句の全文は次の通りです。
春宵一刻値千金
花有清香月有陰
歌管楼台声細細
鞦韆院落夜沈沈
日本語訳すると次のようになります。
「春の夜の素晴しさは、ひとときが千金にも値する/花は清らかな香りがただよい、月はおぼろに霞んでいる/楼閣から聞こえていた歌声や管弦の音は、先ほどまでの賑わいも終わり、今はかすかに聞こえるばかり/ブランコがある中庭では、夜が静かにふけていく」
今はまさに「春宵一刻値千金」の季節。春の宵を存分に楽しんでください。
と、いうことで、「春はあけぼの(『枕草子』清少納言)」だけでなく「春宵(『春夜』蘇軾)」も素晴らしいということのようです。
2024.2.19 7時頃 ☔です